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(2016)
浴場は素朴な内風呂のみ。湯口のパイプから注がれる温泉は加水・加温のない源泉100%かけ流し。冬季は温度の高い別源泉も注がれるが、塩素消毒はなく、ピュアな湯沢の湯をじっくり堪能できる。
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内風呂は御影石とタイルの素朴な造り。洗い場はシャワーはなく、カランのみ。観光色は感じられず、地元密着型の雰囲気。シャンプーやボディソープは備えているので、立寄り客への配慮は感じられる。
お湯の温度はちょっと熱めだが、感触は柔らかく、熱さをやや緩和している。湯口パイプは2本あり、太パイプからは「湯元源泉」、細パイプからは温度調整用に高温の別源泉が少量注がれている。
泉質は無色透明でゆで玉子のような香りがする単純硫黄泉。硫化水素型のように強い硫黄臭ではなく、少し控えめで優しい芳香が特徴。清掃時に塩素消毒が行われるが、営業時の投入はないので、温泉品質は秀逸。
ちなみに、冬季に投入される別源泉であるが、かつて廃業した温泉施設の源泉だったそうで、カランの湯に使われている。無味無臭なので、おそろく単純温泉だろうと思われる。