神奈川の温泉といえば箱根。閑静な湯河原も人気があるが、箱根はまさに首都圏の奥座敷という存在。新宿から私鉄(小田急線)で一本、交通の便もとてもいい。明治・大正の政治家の別荘や文豪ゆかりの宿も多く、設備の整った大きな宿から保養向きの小さな宿までバラエティに富む。
神奈川の名物(食材・料理)
三崎まぐろ、小田原アジ、葉山牛、鎌倉野菜、海鮮丼、シラス丼、かまぼこ、干物、横浜ラーメン、シュウマイ、肉まん、よこすか海軍カレーなど。
温泉リスト
箱根・強羅 周辺
奈良時代に開湯。首都圏からのアクセスも良く、温泉人気ランキングでは常に1位に選ばれる。江戸時代には箱根七湯のひとつに数えられた。
江戸時代初期に開湯。隣接する箱根湯本からは距離があるため静かな環境が保たれる。江戸時代には箱根七湯のひとつに数えられた。
室町時代に開湯。箱根の坂の途中に小さな温泉街が広がる。江戸時代には箱根七湯のひとつに数えられた。
昭和30年代に開湯。当初は温泉を引湯したが、現在は独自源泉が湧出する。別荘地としても有名な強羅に近いが、住宅街という印象が強い。
箱根登山鉄道の終着駅、箱根の内輪山(神山)の山麓に広がる。大正以降、避暑地兼別荘地として人気が高く、古い建築物も多く残るリゾート地。
湯河原 周辺
千歳川沿いに温泉街が広がり、昔ながらの温泉情緒を残す。相模湾に面し、気候温暖。万葉集にも詠まれ、明治以降は多くの文豪にも愛された。