道東には温泉が無数にある。十勝、阿寒湖、屈斜路湖・摩周湖、知床・羅臼周辺に温泉が点在。阿寒湖・屈斜路湖は観光地、知床は世界遺産の中にも温泉がある。また然別峡には野趣満点の野湯(野天風呂)があり、秘湯、いや秘境ファンにとって垂涎のエリアである。
道東の名物(食材・料理)
花咲ガニ、羅臼鮭児、ホッケ、厚岸ホタテ・アサリ・カキ、サンマ、ししゃも、てっぽう汁、十勝鍋、三平汁、ルイベ、ザンギ、など。
温泉リスト
屈斜路湖・摩周湖 周辺
裏摩周のカラマツの樹海が広がる根釧原野にある。養老牛とは、アイヌ語のエオロシ(川の中に突き出た大きな岩という意味)が由来とされる。
屈斜路湖近くに温泉街が広がる。硫黄山や摩周湖にも近く、道東観光にも利便性がよい。また「ORP測定」を実施し、温泉の品質も折り紙付き。
人気観光地の屈斜路湖畔にある。湖周辺は温泉湧出地帯。近くにはコタン温泉・砂湯温泉・和琴温泉など無料の露天風呂が点在する。
屈斜路湖畔の和琴半島にある。周囲は温泉の湧出が多く、無料で利用できる野湯が点在する。
阿寒湖 周辺
飲食店や土産物店が建ち並ぶ阿寒湖畔にある。開湯は江戸時代末期。発見前にはすでにアイヌの人々が温泉を利用していたという。
雌阿寒湖(オンネトー)の近くに湧出する。観光地である阿寒湖に近い場所にあるが、阿寒湖とは対照的に静かな環境が保たれている。
知床 周辺
世界自然遺産の知床半島にあり、知床観光に非常に利便がよい。周囲は自然環境が保全され、キタキツネ・エゾジカ・ヒグマなどが生息する。
昆布や漁業の町として有名な羅臼から知床へ抜ける知床横断道路にある。源泉は高温の噴気泉(温泉の蒸気)。100℃近い高温で噴出する。
大雪山 周辺
大雪山系のトムラウシ山麓にある秘湯。多くの登山客や、秘湯好きが訪れる。温泉の沈殿物が固まった噴泉塔が天然記念物に指定されている。
自然豊かな大雪山国立公園内の然別峡にある。8つの泉質の温泉が湧き出し、治らない病気はないと云われるほど効能の高さを誇る。
然別峡にあるキャンプ場に流れるユーヤンベツ川河畔に湧き出す。大自然の環境の中、多くの野湯が点在。秘湯好きには堪らないエリアである。
大正8年に発見。大雪山国立公園の糠平湖畔にある。糠平湖はダム建設のための人造湖だが、豊かな自然と紅葉が美しい。
明治時代に発見された。名はアイヌ語のメトッ(山奥という意味)に由来する。道路状態は未整備な個所があり、途中から未舗装のジャリ道を進む。
北見 周辺
明治30年代に開湯。一軒宿の「塩別つるつる温泉」がある。湧出する湯は文字通りツルツルとした感触のある硫黄泉。
帯広・十勝 周辺
世界的にも珍しい植物性のモール泉が湧き出す。温泉はフルーティーな木材の香り(とても上品な木の匂い)が漂い、とても優雅な気分になる。