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浴場は共同浴場らしく内風呂のみ。湯船の広さは畳2帖弱とちょっと手狭さを感じるが、空いていれば貸切風呂感覚で利用できる。
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内風呂は湯船・床ともに御影石造りで、湯船のサイズは0.7坪ほど。沢の共同浴場の中では狭い部類に入るが、御影石をふんだんに使ったその設えは情緒豊か。独泉状態の時ならば、まるで貸切風呂のようなプライベート感を味わえる。
脱衣所と湯船の間に源泉が湧き出す小さな湯口(開口部)があり、当初は掛け湯かと思ったが、掛け湯にしては熱すぎ。用途は不明ながら、ここで空気に触れさせることで、源泉の温度を下げているのかもしれない。
新旧2つの温泉分析書の掲示があるが、日付の新しいものでは、使用する源泉は自家源泉の上寺湯。それをそのまま湯船に源泉100%かけ流しで注がれている。
じつに素晴らしい! ことであるが、湯船が狭い分しっかりと湯は熱い。入浴時には十分に注意したい。