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(2013)
部屋タイプは和室のみ。客室棟は本館・新館に分かれ、本館には二部屋限定の明治時代部屋がある。歴史と情緒を感じられる人気の部屋なので早めの予約がおすすめ。
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今回利用した部屋は前回利用した部屋の斜向かいにある新館2階「みくに」。広さは10帖で、洗面台とトイレがあるが窓からの眺望は望めない。正直なところ、この宿では眺望は気にしないので、まったく問題はない。液晶テレビはやや小さく感じたが、考えたら温泉宿ではあまりテレビは見ないのでこちらも問題はなし。
室内は暖房が効き寒さは感じない。寝るときは暖房を切っても寒さは感じなかった。部屋は静けさに包まれ、横の部屋からの音は全く聞こえない。たまに廊下を歩く人の足音が微かにする程度である。秘湯の宿らしく、本当に静かな空間で寛げることが嬉しい。
夕食後、部屋に戻ると奥の間に布団が敷いてあった。この何気ないサービスが日本の宿のいいところ。部屋が一変する光景はいつ体験してもいいもの。そして毎年恒例の売店で買った「コシヒカリソフトクリーム」を食べる。
ほのかに感じる米の甘さ(白酒のような甘さ)が何ともいえない。日本酒で始まり、米アイスで締める。最初から最後まで米づくしフルコースを味わった気分。米どころ新潟を満喫するこの感覚、「日本人しか分からないだろうな…」と幸せな気分になる。食後に食べる甘い物ほど美味い物はない。
アイスを食べ終わると、今年はおもむろに横になり寝落ち…せずに温泉に直行。骨の髄まで温泉を染み込ませる。贅沢この上なし。「お金では買いない時間」とはまさにこのことだろう。