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(2014)
したの湯は栃尾又温泉にある3軒の宿(自在館/神風館/宝厳館)共有の外湯の内風呂。時間によって男女入替制になっている。湯船はぬる湯(源泉100%かけ流し)とあつ湯(循環加熱)の2つの湯船がある。
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源泉はこの「したの湯」の直下から湧き出ている実質的な足元湧出泉。鮮度、品質ともにとても素晴らしい。昨年(2013年)に初めて入湯したが、その衝撃の素晴らしさに、再訪できるのを心待ちにしていた。
今回の訪問は雪深い真冬の2月。通路越しに見える屋根には、建物が埋もれるほどに雪が積もっている。
浴場までのアプローチはちょっと大変。まるでアトラクションのような薄暗い通路階段を下っていく。段数を数えたら、なんと62段(地下1階からのカウント)。このちょっとした運動も温泉に入るためのセレモニー。ちなみに帰りも同じ段数登らなければいけないこともお忘れなく…
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15:00~18:00は「瞑想の時間」ということで、話し声も聞こえないほど、だれもが静かにぬる湯に浸かっている。この静寂の間が疲れた身体に効果てきめん。じんわりと温泉が染み込んでいくような感覚。瞑想ではなく冥土に行ってしまうかのように、意識が薄れていく…(苦笑)
温泉に入っているとはいえ、ぬる湯の温度では、たまに震えがくるほど寒くなる。意識が飛ぶと襲ってくる震えでかろうじて覚醒することの繰り返しに、ほとんど遭難状態ではなかろうかと思うほど。しかし寒いから出るに出られない。ふと見ると、狭い加熱浴槽はまさに芋洗い状態。みんな寒いんだねぇ。
したの湯・うえの湯ともに栃尾又温泉にある3つの宿共有の浴場(外湯)のため、利用できるのは宿泊客のみ。残念ながら日帰りでは利用できない。宿泊客専用の究極温泉とも表現することもできる。ぜひ来年も、いやできれば別の季節にまた利用したい。
(2015.9 更新)
住所 | 新潟県魚沼市栃尾又温泉 | TEL | |
URL | なし | 営業時間 | 女性 5:00~15:00 男性 15:30~23:00 |
駐車場 | なし | 定休日 | |
主な泉質 | 単純放射能泉 | 温泉利用 | ぬる湯:源泉100%かけ流し あつ湯:循環加熱 |
浴場設備 | 内風呂 | 塩素消毒 | ぬる湯:塩素添加なし あつ湯:塩素添加あり |