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食事は朝夕ともに「旨味処しらかば」でいただく。夕食は「江戸前寿司腹いっぱいコース」または「越後もち豚シャブシャブコース」を予約時に選択できる。朝食は和食職人が作る朝ごはん。一品一品丁寧な下ごしらえが感じられ、盛り付けも美しい。
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今回の夕食も「江戸前寿司腹いっぱいコース」。カウンターで職人が握る寿司は贅沢のひとこと。寿司ネタは天然物(ホタテは冷凍)で、マグロや真鯛もいつも食べている冷凍や養殖物とは風味や食感がまったく違う。
ネタも重要だが、寿司といえばやはりお米。回る寿司と決定的に異なる点は、シャリのほどけ具合。口の中で、まるで解れる(ほつれる)ように米粒が広がる感触はまさに職人芸。
広島瀬戸内産真鯛の歯ごたえ、旬メバルのもっちり感、コハダの爽やかな酸味、アジ・シメサバの旨味、イカの歯切れ、赤貝のほのかな甘さ、温かいアナゴの甘み、イクラのプリプリ感、ウニの甘み、鉄火の風味…どれをとっても美味いことこの上なし。
またホタテは冷凍だが、いつも食べているホタテよりも繊細な甘さを感じる。この差はおそらく冷凍・解凍方法。瞬間冷凍したホタテを、ゆっくりと解凍したことにより、水分の発生を抑えた結果だろう。
エビの味噌汁(甘エビの頭)と玉子・茶碗蒸しから感じられる素材を生かしたダシの旨味。見えにくく細かいところだが、これぞプロの料理人の成せる技である。
一通りコースが終了した後は、夢のフリーオーダー。追加では五貫ほどしか食べられなかったが、腹いっぱいの大満足。最後にアイスも平らげて、幸せのボルテージは絶頂になったとさ!
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朝食は「職人が作る朝ごはん」。丁寧な盛り付けは本当にきれいで、家庭では真似できない美しさがある。お米の南魚沼産コシヒカリは寿司と違って少し柔らかめ。この細かな心づかいも職人の技だろう。朝めしが美味い宿にハズレなどあろうはずがない!