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(2012)
浴場は大浴場と露天風呂があり、源泉100%かけ流しの温泉が贅沢に注がる。湧出温度がぬるく、ゆったり長湯できるとともに、全国でも珍しい目に効く温泉として、湯口で目を洗う光景が見られるのも貝掛温泉の特徴である。
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石と木の枠で造られた大浴場には2つの湯船がある。大きな湯船は源泉がそのまま注がれ、温度はぬるい。小さな湯船は加温され、適温からやや熱め(42℃前後)に設定されている。体に負担をかけることなく長湯できるのは嬉しい限り。時間を忘れる快適さがここにはある。
ぬる湯に長く入っていると体に気胞がつく。含有成分の二酸化炭素だろう。泉温は低いために発散せずに残っているようだ。そんなことを考えていると無性に眠くなってくる…いや瞬間的には寝ている。スノーボードの疲れが出ているのか、この瞬間が本当に気持ちがいい。
とにかくこの温度が絶妙なのである。この温度で湧き出ること自体に意味がある。そうとしか思えないほど心地よい。
風呂は毎日換水と清掃を行っている。かけ流しだから換水と清掃をしなくても良いということはない。かけ流しを守るために(レジオネラ菌を出さぬために)こまめな清掃が必要なのだ。
それにしても投入される源泉の量が半端ではない。よくある循環風呂以上に浴槽に温泉が注がれるから、その豊富な湯量には驚くばかり。ちなみに男湯と女湯は時間による入替制。両方の湯を楽しめるのは嬉しい。
男性利用時間 10:30~19:30
女性利用時間 19:30~9:30
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大きな岩造の露天風呂には大きな提灯がとても良く似合う。温泉情緒は抜群。凛とした冷たい空気があたりを包む中、ゆらゆらと陽炎のように立ち昇る湯気が何とも言えぬ情景を映し出す。
耳に聞こえるのは湯の音だけ。雪国でしか味わえない至極の時間。その時間を過ごせるのは幸せと言う言葉しか見当たらない。これだから秘湯めぐりはやめられない。
広い湯船は非加熱の源泉そのままのぬるさで、小さい湯船は加熱した源泉が注がれる。広い方が断然気持ちが良いが、冬季はちょっと寒い。交互に入るがベストだと感じた。
男性利用時間 10:30~19:30
女性利用時間 19:30~9:30
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大浴場①と同様に、石と木の枠で造られた大浴場には2つの湯船がある。大きな湯船には源泉がそのまま注がれ、温度はぬるい。小さな湯船は加温され、適温からやや熱め(42℃前後)に設定されている。体に負担をかけることなく長湯できるのは嬉しい。
この温泉は昭和の初めには目薬として実際に販売された温泉。ドライアイ持ちの私にはまさにうってつけ。ぬる湯の湯口から流れる新鮮な源泉で、ジャブジャブと目を洗った。本当に気持ちがいい。できればこの温泉ごと持ち帰りたい気分だ。男湯と女湯は時間による入替制だが、大浴場に関しては広さと温泉の状態は変わらない。
女性利用時間 10:30~19:30
男性利用時間 19:30~9:30
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加熱した源泉が注がれるが、露天風呂①の加温浴槽よりサイズが広く、あまり熱くない。ほどよい温度を保っている。残雪が残り、凛とした冷たい空気と、ゆらゆらと陽炎のように立ち昇る湯気が何とも言えぬ情景を映し出す。夜になると耳に聞こえるは湯の音のみ。雪国でしか味わえない至極の時間が流れる。
女性利用時間 10:30~19:30
男性利用時間 19:30~9:30