小諸市には懐古園として開放される小諸城がある。もともとは室町時代中期に築城されたが、戦国時代に武田の軍師として有名な山本勘助によって現在の城が築城されたという。
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武田氏滅亡後、滝川一益や徳川氏が支配するが、豊臣秀吉により仙石秀久が天正18年(1590年)に入城する。仙石氏は次代に真田氏の代わりに上田城に転封されるが、その後は松平氏・青山氏・酒井氏・牧野氏が続いて城主(藩主)となり、明治維新を迎える。
牧野氏は表高一万五千石ながら、内高(実際の石高)は三万九千石もあり、財政は信濃では唯一の黒字藩であったとされる。
ちなみに仙石秀久によって三重の天守閣も造られたが、この天守は江戸時代初期に落雷により焼失。その後、天守は再建されなかったが、石垣をはじめ、天守台、重要文化財に指定される三の門、大手門が現存する。
(2017.10 更新)
住所 | 長野県小諸市丁311 | TEL | 0267-22-0296 |
URL | http://www.city.komoro.nagano.jp/kankou/ kaikoen/ |
開館時間 | 8:30~17:00 [大人500円 中学生以下200円] |
駐車場 | 有料駐車場あり [普通車 12時間 500円] | 定休日 | 12月~3月 毎週水曜日(4月~11月 無休) 12月29日~1月3日 |