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食事は朝夕ともに会食場(大広間)でみんな一緒にいただく。夕食時も灯りはランプのみ。料理どころか前の人の顔さえよく分からないほどに薄暗い。TVドラマでは分からない昔の人の苦労が身にしみた。
夕食は鴨鍋、山菜天麩羅(ふきのとう・コゴミ・ウド)、岩魚の塩焼、ニジマスの刺身、うどん、フキと竹の子と高野豆腐の煮物など、山菜・川魚がたくさん盛られた会席料理。
食事が始まる前に調理長から食材の説明があるが、説明は津軽弁。冗談を交えた説明なので、皆で爆笑しながらほのぼのとした空気が流れる。ただ話の内容は完全には分からない。そこのところは御愛嬌である。
夕食時の明かりもランプなので部屋全体が薄暗い。昔はこのくらいの光量で食事をしていたのかと貴重な経験ができる。口に入れるまでどんな料理かよくは分からないが、郷土色豊かで美味しいことだけは確かだ。
朝食は山菜とキノコの鍋、フキと油揚げのたきもの、味噌汁、漬物など山の香り漂う献立で、味噌汁と御飯はセルフサービスとなっている。
朝食も調理長から津軽弁での説明があり、食材の説明と、何となく「たくさん食べてください」との意味のように聞こえたが、津軽弁はかなり難解。ほとんど分からなかった(苦笑)