石和温泉は昭和36年にブドウ畑から温泉が湧き出たことに始まる。その後、山梨県企業局やそれぞれの宿が温泉を掘削。今では毎分8,000ℓもの豊富な温泉が湧出する。
中央自動車道の整備に加え、新宿から特急で90分というアクセスのよさもあり、首都圏の奥座敷として発展。石和温泉駅から笛吹川まで約1kmもの温泉街のある団体向けの歓楽温泉(スナック・バー・風俗等)として人気を誇った。
その後、団体旅行の低迷により利用客が減少。近年は個人客や外国人観光客向けに笛吹川の鵜飼や果樹園・ワイナリーなどの観光資源との連携に注力している。