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食事は朝夕ともに広間(山さくら)でいただく。夕食は地元食材をふんだんに盛り込んだ田舎風会席料理、朝食は温泉宿の定番らしい和朝食。奇をてらわないオーソドックスな朝食という感じも受けるが、どれもお米を美味しくいただくための一品ばかり。実に新潟らしさがにじみ出る。
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夕食は地元食材をふんだんに盛り込んだ田舎風会席料理を味わえる。先付、お造り、焼き物など野菜・山菜と魚を中心にボリュームもある献立である。
メインは魚沼産もち豚のしゃぶしゃぶだが、肉の鮮やかなピンク色が実に食欲をそそり、これがまた美味い。そして別注文になるが、早い春を告げるふきのとうの天麩羅も味わう。春の息吹を感じさせるこの柔らかな苦味…1年まった甲斐があるものだ。
ちなみにお造りにある「美雪ます」は魚沼のブランドます。ニジマスとアメマスの交配種でサーモンのような鮮やかなオレンジ色が特徴である。脂がのったきめ細やかで滑らかな舌触りがサーモンとは違った美味さを引き出している。
シメはやはり御飯と味噌汁。魚沼産コシヒカリを漬物でかっ込み、味噌汁で流し込む。これぞ日本人に生まれてよかったと思える瞬間だ。最後はさくらのムースで爽やかに口を直した。
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朝食は温泉玉子にふろふき大根、そしてニジマスの甘露煮がある。「温泉宿の定番だな」と思うが、オーソドックスなところがかえってホッとする。御飯は若干硬めに炊いているようで、歯ごたえがあって美味い。御飯は軟らかいよりも少々硬い方が美味いことを改めて感じた。
でもこの献立、よ~くみると御飯の友ばかり。いかに美味く御飯を食べてもらうかということに主眼においているような感じだ。でもそこが、いかにも米処新潟らしい。