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浴場は大浴場・内風呂(甍の湯・御夢想の湯・岩根の湯)と露天風呂(森のこだま・甌穴・龍宮)のほかに、貸切風呂(クリスタル)があり、ともに源泉かけ流し。まるで温泉のテーマパークのように温泉めぐりを満喫できる。以前は花涌館に翠の湯があったが、現在は取り壊されている。
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甍の湯(いらかの湯)は、たむら自慢の大浴場。天井は高く解放感も抜群。「熱めの湯」と「ぬるめの湯」の2種類の浴槽があり、源泉かけ流しの湯がふんだんに注がれている。大きな浴槽をひとつ置くのではなく、温度帯の違う浴槽を置くところに利用者への配慮を感じとれる。
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森のこだまはマイナスイオンたっぷりの露天風呂。湯量豊富な温泉、川のせせらぎ、景色、空気の全てがミックスされ、至福の時間が過ごせる。夜の雰囲気も幽玄的だが、この露天風呂はなんといっても朝がおすすめ。川のせせらぎ、朝のひんやりと凛とした空気と温かい露天風呂とのコラボが堪らなくマッチング。時が過ぎるのを忘れるほど快適。
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四万温泉の発祥の「御夢想の湯」をイメージした檜風呂。改築前の共同浴場「御夢想の湯」をモデルとして造られていると思われるが、大きさは数倍になっている。檜の香りだけではなくその木の感触でも癒される内風呂である。
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岩根の湯は風呂の他にうたせ湯と温泉サウナがあり、バラエティに温泉が楽しめる。歌人の与謝野晶子も利用したとされるが、他の温泉に比べレトロなタイル張りのためか利用者はそう多くない。
※現在はリニューアルされ、モダンな浴場に生まれ変わっている
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翠の湯は花涌館にある少し古めな内風呂。湯治場のような素朴な木の浴槽が気持ちよい。他の風呂とは離れた場所にあるためか、静かに温泉を楽しめる。温泉は檜の床底から湧き出しているので、もしかしたら足元湧出泉かもしれない。
※その後、花涌館は取り壊され、翠の湯は利用できない。
龍宮は四万川に接した川原にある混浴露天風呂。川原にあり、四万川増水時には消えることから幻の湯と呼ばれている。そのため天候不順や増水時は利用できないことがある。
家族・グループで利用できる貸切風呂。浴室の隣には休憩処もあり、料金は1時間2100円ということで未入浴。