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浴場は内風呂のみだが、明治時代から使い続ける湯船の状態を見ると驚きを隠せない。その析出物が幾重にも重なった光景からでも優れた効能が窺い知れる。
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いかにも湯治宿らしいレトロ情緒あふれる内風呂である。実は浴槽と床は大理石なのだそうだが、温泉の析出物がこびりつき、ほとんど判別不能の状態になっている。
浴槽には若干金気臭のする源泉100%掛け流しの温泉が注がれ、湯温調整は湯量を絞って調整している。浴槽と風呂桶と石鹸以外は何もない本当に素朴な内風呂だが、今まで経験したことない重みのある温泉を楽しめた。