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浴場は大浴場(たぬきの湯)と貸切露天風呂(たぬき冥利の湯)があり、乳白色のにごり湯に満たされている。ちなみに貸切風呂は無料。空いていればいつでも利用できるから嬉しい。
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たぬきの湯には硫黄臭が立ち込め、浴場全体にモヤがかかっているかのよう。たぬきのオブジェが飾られる湯口から乳白色の温泉が滾々と注がれる様は、温泉好きには堪らない至極の光景。いつまでも檜の縁で木の温もりを感じながら心地よさに酔いしれたい気分になる。
うつ伏せで風呂に入ることはそうあるものではないが、一度やったらその気持ちよさに病みつき必至。まさに頭寒足熱(首から下だけど…)、このコントラストが心地よい。硫黄臭まみれになるが、これは幸せなこと。贅沢の代償というものだといえる。
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山の空気と眺望を独り占めできる貸切の露天風呂。お湯の温度は適温で快適そのもの。宿の宿泊者は無料(予約不要)で利用できる。決して広くはないがプライベートな空間で楽しむ「にごり湯」は格別の趣き。冬の時期は雪見風呂で楽しめる。
この日は平日ということもあり、貸切ならぬ占有状態。湯けむりと硫黄の匂いをこころゆくまで身体に染み込ませた。