温泉新選組 > 宮城の温泉 > 仙台の温泉 > 仙台城(青葉城)
杜の都仙台は仙台伊達藩62万石の城下町。仙台市内を見下ろす青葉山に建てられた城は、仙台城または青葉城と呼ばれ、独眼竜と恐れられた伊達政宗によって1601年に築城された大城郭である。
※ 下記 マークをクリックで、画像テキストを表示
天正18年(1590年)、政宗は豊臣秀吉の軍門に下り、当時の居城・会津黒川城(若松城)から岩出山城に移される。しかし関ヶ原の合戦では東軍・徳川方つき勝利に貢献。戦後、岩出山城から本拠地を今の仙台に移し、城下町と青葉山に城郭の建設を始める。
完成した仙台城は天然の要害に囲まれた堅固な大城郭だった。平地ではなく山に築城された山城として、平和な江戸時代には不要ともいえる堅牢さを誇った。
これには万が一、徳川方と戦うことを想定した造りになっているとされ、政宗が最後まで天下統一の夢を諦めていなかったという逸話として語られる。
また天守閣は造営されず、桃山風書院建築の豪華な本丸御殿が置かれた。城の建物は明治維新後に一部取り壊しや火災で焼失。さらに後年の太平洋戦争での空襲で完全に焼失した。
現在、広い本丸跡には青葉山から仙台市内を見下ろすように伊達政宗の像がある。ちなみに隅櫓などの建築物は近年復元されたものである。
(2015.10 更新)
住所 | 宮城県仙台市青葉区天守台青葉城址 | TEL | 022-227-7077 (青葉城資料展示館) |
URL | http://www.sendaijyo.com/ [仙台市公式ページ] |
開放時間 | 青葉城資料展示館 9:00~17:00 |
駐車場 | 有料駐車場 | 定休日 | なし |