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食事は部屋出しまたは食事処でいただく。秋田の地元食材をふんだんに盛り込んだ郷土料理をメインに、山の幸・川の幸がてんこもり。一例をあげると、きりたんぽ・鹿角牛・十和田湖のヒメマス・いぶりがっこ・じゅんさいなどが食膳に並ぶ。秋田名物バンザ~イ!
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夕食は秋田の地元食材や郷土料理を取り入れたスローフードな郷土会席料理。この日の献立は、独活(ウド)・ワラビ・ホタルイカの前菜、きりたんぽ鍋、鹿角牛の陶板焼、十和田湖のヒメマスの造り、あいこのマヨネーズ和え、じゅん菜もずく、岩魚の唐揚、茶碗蒸し、いぶりがっこ(燻製たくあん)など。
中でも「きりたんぽ鍋」はほとんどの人が知っている鹿角発祥の名物郷土料理。また「鹿角牛」は日本短角種という日本固有の和牛で鹿角の名のついたブランド牛。そして「十和田湖のヒメマス」「いぶりがっこ」「じゅんさい」は秋田の名物である。
ここでマグロやカニが出たら興醒めするところだが、温泉宿の夕食といえど、これだけの地元名物が並ぶ光景はなかなかお目にかかれない。海から離れた内陸部のため、海鮮物がなく少し地味に見えるかもしれないが、「地産地消」を前面に押し出したとても魅力的な献立である。
まさに「ここでしか食べれない料理」とはこのような料理のことを指すのだろう。海鮮物(刺身)があればいいという訳ではない。温泉宿の食事はこうでなければならないと考えさせられる献立である。
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岩魚の甘露煮、鴨スモーク、ぜんまい、たらこ、豆腐、温泉玉子、三つ葉のおひたしなど、温泉宿らしい和の献立が並ぶ。オーソドックスな献立ではあるが、一品一品をみると、山に囲まれた土地の朝ご飯らしさが感じられる。