うえの湯は栃尾又温泉の宿泊客(自在館/神風館/宝厳館)のみ利用できる共同浴場。湯船はぬる湯(源泉100%かけ流し)とあつ湯(循環加熱)の湯船があり、「したの湯」直下から湧き出る源泉を引く。
同じ施設内に新しく「奥の湯」が併設されたが、浴場はひとつずつのため「うえの湯」と「奥の湯」との男女入替制になっている。
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めでたくもない45回目の誕生日、2年ぶりに訪れた「うえの湯」は雪に埋もれてい…なかった。冬の光景といえば雪にすっぽり埋まっているものだが、今年は暖冬の影響で雪が少ない。
こればっかりは自然相手だからしょうがないとはいうものの、自在館と「うえの湯」を結ぶトンネル状の雪囲いはあるが、やはり豪雪地帯にはたっぷり雪がないと、ちょっと寂しい。
そして変わったことといえば利用時間。前回までは朝イチ(5:00~15:00)が男性時間だったが、2015年に「奥の湯」が併設されたため、今回は夕方(15:30~23:00)に入湯することになった。
まずは「たぬきの湯」でしっかりと身体の汚れと髪の脂を落とし(オヤジだから丹念にねっ)、完璧に身を清めて「うえの湯」にレッツラゴー!(ドン引きのオヤジギャグ炸裂!)
眠気覚ましのコーヒーならぬ、寝ぼけ眼(なまこ)で「うえの湯」…が定番だっただけに、この時間での入浴はちょっと新鮮。うす暗い「うえの湯」もいいが、明るい「うえの湯」もいいもんだ!
トンネルを抜け、エントランスホールに入ると、男湯と女湯の暖簾が見える。これは前回まではなかった光景。手前が「うえの湯」で、奥にあるのが新しくできた「奥の湯」のようで、女湯の暖簾がかかっている。
「奥の湯」にとても興味がわくが、いまは「うえの湯」に集中するとき。あっちにいったら即御用になるしね(苦笑)
脱衣所と浴場は前回と変わりなし。広くゆったりとした空間には「ぬる湯」と「あつ湯」に分かれた湯船と寝湯があり、洗い場にはシャワー・カランを備え、シャンプー・ボディソープも置かれている。
まさに湯治にとっては実用的な設えだが、「したの湯」に比べ利用者は少なめ(たまたまだったかもしれないが)。華はないが、実用的な面では三湯の中では最も適している共同浴場といえる。
夕食の時間まで、ゆったりまったりと瞑想時間を過ごした…といいたいところだが、食事前に「したの湯」にも入りたい。15分ほどで急いで「したの湯」に向かったとさ (^^;
(2016.8 更新)
住所 | 新潟県魚沼市栃尾又温泉 | TEL | |
URL | なし | 営業時間 | 5:00~23:00 |
駐車場 | なし | 定休日 | |
主な泉質 | 単純弱放射能泉 | 温泉利用 | ぬる湯:源泉100%かけ流し あつ湯:循環加熱 |
浴場設備 | 大浴場 (一日ごとに男女入替) |
塩素消毒 | ぬる湯:塩素添加なし あつ湯:塩素添加あり |