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浴場はほんやらの湯(内風呂・露天風呂)と月見の湯、さらに貸切風呂がある。源泉温度が高いため温度調整として加水はあるが、お湯の状態はどれも秀逸。じっくり松之山の薬湯を堪能できる。
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ほんやらの湯は檜の縁に石状タイルの湯船がある内風呂。油(石油)臭の混じった独特な硫黄の香りが浴場いっぱいに広がり、老舗らしい上品な趣も相まって温泉情緒は抜群。一部寝湯スペースになっているのでゆったりと温泉を満喫できる。
中ほどにある湯口の竹筒から注がれる源泉は塩化物泉らしく舐めるとかなりしょっぱい。ただ温度調整しているとはいえ、かなりの高温なのでくれぐれも注意したい。
ちなみに温泉の利用状況はかけ流し循環併用式だが、塩素添加はなく、代わりにヨウドパウダーによる滅菌を行っている。そのため、温泉本来の状態を損なうことなく湯質は秀逸。実に素晴らしい!
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内風呂に併設するまるで箱庭のような露天風呂。ただコンパクトといって侮ってはいけない。規模が限られる分、湯口から注がれる湯量と湯船の大きさとのバランスがとれ、温泉の品質はかなりのもの。湯質だけいえば内風呂よりも素晴らしい。
ただひとつ注意することがあるとすれば温度のこと。寒い時期は問題ないが、夏季はかなり熱くなること必至。その時は無理せず加水して温度調整したほうがいい。
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月見の湯は建物三階にある男女入替制の露天風呂。浴場までのアプローチは渡り廊下も含めすべて畳敷き。それだけでもなにやら特別感がこみ上げてくる。
脱衣所はさほど広くはなく、脱衣かごは9つのみ。湯浴みに特化した浴場なので洗い場はなく、大屋根と目隠しはあるが、開放感は抜群。こんな風呂を少数で独占できるとはなんと幸せなことだろうか…と思っていたら、今回はなんと独占ならぬ独泉。
まるで貸切風呂のように満喫したが、やはり露天風呂は夜がいい。「月見」の名を冠する露天風呂らしく、見事な月が拝めるのだろう(とはいっても時間的に女性だけの特権といえそうだが…)
公式サイトにあるような雪見風呂を想像していたが、暖冬のため雪がなく、三月初めとはいえ、まるで春のようなぽかぽか陽気。ここまでのアクセスが容易だったことは嬉しい点だが、できれば大雪が降り積もる雪見風呂を堪能してみたい!
男性時間 13:00~18:30
女性時間 6:30~12:00 19:00~23:00
残念ながら未入湯(45分 1080円)