温泉ソムリエの源泉かけ流し温泉ガイド
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2008.6.2
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2007.6.14
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温泉の定義
温泉
とは「
温泉法
」によって「地中から湧出する温水、鉱水及び水蒸気その他のガス(炭素を主成分とする天然ガスは除く)で、別表に掲げる温度または物質を有するもの」と定義されています。湧出時の
源泉
温度が25℃以上、また25℃未満であってもガス成分を除く溶存物質総量が1,000mg以上、もしくは遊離炭酸・リチウム・ストロンチウム・バリウム・鉄・マンガン・水素・臭素・ヨウ素・フッ素・ヒ素・メタ亜ヒ酸・硫黄・メタホウ酸・メタケイ酸・炭酸水素・ラドン・ラジウム塩などの各イオンが規定値以上あれば
温泉
と認められています。
しかし「
泉質
」については「
鉱泉分析表指針
」という別の法律で定義づけされています。
温泉法と鉱泉分析表指針
泉質
名というは「
鉱泉分析法指針
」で「
療養泉
」と定義された
温泉
のみ表記することができます。
源泉
湧出温度が25℃以上(必須)、ガス成分を除く溶存物質総量が1,000mg以上、もしくは遊離炭酸・銅・鉄・アルミニウム・水素・硫黄・ラドンなどの各イオンが規定値以上あれば「
療養泉
」と認められ、
泉質
表記ができるようになります。
つまり「
療養泉
」でないと
泉質
表記はできません。言うなれば「
温泉法
」と「
鉱泉分析表指針
」というダブルスタンダードが存在しているのです。
ちなみに雑誌やインターネットなどで見かける「メタケイ酸泉」や「低張性温泉」などの
泉質
名は存在せず、誤った
泉質
表記なので注意が必要です。
源泉かけ流し
温泉新選組では特に「
源泉かけ流し
」にこだわりを持っています。理由は明白、それこそが「本物の温泉」であるからです。
温泉
は限られた自然の産物です。無尽蔵に湧き出るものではありません。掘削過剰で湧出量が減少している現在、
循環濾過装置
による浴槽水の再利用は増え続けています。
しかし再利用の際、濾過・
加温
だけでなく、
源泉
の注湯量を補うためのカサ増し
加水
や、消毒のために
塩素
系薬剤まで投入している施設が多いことも現実。
換水をせず、バイ菌がいるから消毒する。これはもはや
温泉
とは呼べず、実際にプールと何も変わりません。一体何のために何を期待して高い料金を支払ってまで入浴しなければいけないのでしょうか。
塩素の有害性
ここでいう
塩素
とは次亜塩素酸ナトリウムのことを指し、プール、水道、食品添加物などにも使用されている殺菌・防腐効果の高い薬剤です。
しかし濃度が高いと死亡事故もある毒ガスでもあり、強力な殺菌力により肌の細胞を破壊し老化を促進させ、活性酸素を生み出す原因にもなります。
アトピー性皮膚炎の悪化の原因にもなり、また体内に入るとビタミンの破壊や細胞への変異特性を持ち、発ガン性物質トリハロメタンを発生させる原因にもなる危険物質でもあります。
そのような塩素の危険性を認識して入浴しているのでしょうか。、消毒に使用される
塩素
(次亜塩素酸ナトリウム)と
温泉
成分中の塩素イオン(Cl-)とは全くの別物ですのでご安心を。